巨大な兵庫大仏(能福寺)
- 1891年に建立された当時は日本三大大仏の一つだった
- 1944年に金属類回収令で解体され国に提供された※
- 1991年に再建 像高11m
- 境内には平清盛の供養塔もある
【金属類回収令について】
1941年(昭和16年)に公布。兵器製造目的に寺の鐘・銅像・門扉・鍋・装身具まで提供させられた。先日書いた大倉山公園内の伊藤博文の「銅像のない台座」の話もそれだ。周りから圧力がかかって、拒否できなかったと⋯ (今現在も同調圧力ってあるよね〜😷💉たいして変わっていない)
JR兵庫駅から徒歩約12分
周辺にお寺が多いが、巨大で目立つからすぐわかる
平清盛の供養塔
古代大輪田泊の石椋(いわくら)
平安時代末期から鎌倉時代前期にかけて日宋貿易で栄えた港、大輪田泊の遺構
この花崗岩石は昭和27年の工事の際に4tの巨石20数個と松杭と共に発見され、石椋(いわくら=防波堤)の石材だと推定されている
大輪田泊(おおわだのとまり)
奈良時代に行基が築き、平安時代に平清盛が拡大修築した(現在の神戸市兵庫区にあった)港
JR兵庫駅→兵庫運河まで徒歩約15分
兵庫運河
和田岬砲台跡について
神戸市兵庫区といえば、他に気になるのがこのこと。
三菱重工神戸造船所構内に1864年建設の砲台があり、当時周囲には星型の土塁が築かれていたという(設計は勝海舟)。母が若い時(1960年代)にここの事務所で働いていたので聞いてみたが、見たことはないと言われた。
1階の内部見学に申し込みはできるが、工場内及び砲台周辺の撮影は一切禁止のよう(機密が色々あるからだろう)。
三菱重工のホームページに詳細が載っている
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