近年、ネット上で目にするようになった「スパイト行動(spiteful behavior)」とはどういう意味なのか。
例えば、「私(みんな)も我慢(損)しているんだから、あなたも我慢(損)するのが当然」という、同調圧力につながるような「嫌がらせ行動」。
※スパイト:spiteは「意地悪・悪意」と言う意味である(よく使う英語表現の「in spite of~」は「〜にもかかわらず」という意味)
【やっている本人は自覚がない?】
この行動が「協調性を重視」する日本人に多いというのが、すごく納得できる。むしろそれを利用して、巧みにコントロールされている事例もある。
例えば戦時中の標語「欲しがりません、勝つまでは」が思い浮かぶが、今も戦時下のようなもので「新しい生活様式」とフレーズが変わっているだけだ。さて、そこに気づけるかどうか。
職場においても、当てはまることがたくさんある。「みんな残業しているんだから、お前だけさっさと帰るなよ!」という空気。
あるいは「みんな苦労してきたんだから、お前も苦労して当たり前」という説教とか。そんなもの、押し付けられたくない。
この考え方が多くの日本人の「基準」だとすると、「俺が不幸なんだから、お前も不幸でいろよ。幸せな奴が許せない。」となりかねない。
これでは不幸の連鎖が止まらない⋯
【本当に分かち合いたいのは何?】
逆の発想で「どうやったら楽になるだろう。」と考えて、それを広げて「他の人と共有していく」方が、100倍いい世の中になるのに。
自覚なく他人まで道連れにしようとしている人には「それをスパイト行動と言うんですよ!」
「逆にみんなで楽になれる方法を考えましょうよ」と提案できたらいいんだけど。
⋯これは「茨の道」なのか?
🍀🍀どうせなら、幸せや喜びの種を蒔きたいね!🍀🍀
「スパイト行動」についてわかりやすく解説してくれているサイトがあるので、リンクを貼っておきます🔗
0コメント