【自己分析】脳内の4つのキャラ(1)【想像力全開】

ジル・ボルト・テイラー著

『WHOLE BRAIN 』

〜心が軽くなる「脳」の動かし方〜


著者であるテイラー博士(神経解剖学者)は、重度の脳出血により左脳の機能を全て失い、右脳だけになる世界を体験した。


その時の感覚は「自分の体の境界線が消えて宇宙と一体になる『悟り』のような境地・この上もない幸福感」だったと言う。


ただし、左脳の機能を失ったために全ての言葉を失い、アイデンティティを無くしてしまったそうだ。


8年のリハビリを経て脳機能を回復させた博士は、2008年にTEDトーク(講演)でその時のことを語っている。


私も当時、英語の勉強を兼ねてそれを見たことがある。


そんな彼女が去年「WHOLE BRAIN」という本を出していたことを知ったのは、つい最近のことだ。


まず本を読む前にYouTubeで彼女がこの本の解説をしている動画を見て、私は彼女の語る世界に『夢中』になってしまった。


《脳内には「4つのキャラクター」がいる》


キャラ1:考える左脳

キャラ2:感じる左脳

キャラ3:感じる右脳

キャラ4:考える右脳


私たちは、この「4つのキャラ」を行ったり来たりしているという。


そして彼女はそれぞれの特徴を述べたあと、「あなたの脳のそれぞれのキャラに、名前をつけてください」と言ったのだ!


その瞬間私の妄想は広がり続け、その直後、お風呂に入りながら、脳内で自分の4つのキャラを完成させてしまった。


お風呂から上がるとすぐ、大きな壁掛けカレンダーの裏紙にキャラの名前と顔と特徴、それぞれの関係性を書き殴っていった。


こんなワクワクする楽しい作業は久しぶりだった😁


皆さんにもぜひ、自分の脳内の4つのキャラを想像(創造)してほしい!

夏季休暇の課題に、いかがでしょうか(笑)




本を読んで、特徴を書き出してみた(これは誰の脳にも存在する「4つのキャラ」の基本的特徴である)。


《考えるキャラ1(左脳の大脳皮質)》

・世の中を渡っていくための力

・整理し、分類し、数え、まとめる

・良いことと悪いことを定義する

・決断を下す

・行動のための計画を立てる

・スケジュールを管理する

・情報を集めて整理する

・人生を進めていく世界観・信念を確立する



《感じるキャラ2(左脳の辺縁系)》

・過去の感情

・未来への不安

・罪悪感、恥、絶望感

・疑心暗鬼、不信感、警戒心

・苦痛と悲しみ

・不安と恐怖と恨み

・怒りと痛み



《感じるキャラ3(右脳の辺縁系)》

・今この瞬間の感情

・イキイキ、元気、自由気ままな子供

・遊び心と好奇心が旺盛

・楽しい気分、ユーモア

・突発的な行動(衝動的)

・芸術的/音楽的な創造性

・権威に逆らう



《考えるキャラ4(右脳の大脳皮質)》

・神秘的な自己(セルフ)

・生まれた時に持っていたオリジナルの意識

・全て自分で何とかできると考える

・宇宙の生命力、細胞の意識

・完全に満ち足りている(満足感)

・深い感謝の念

・愛に溢れる寛大/寛容な精神

・明晰さ

・心が穏やか、優しさ

・落ち着きがある

・いつも余裕がある

・安らぎ、幸福感/至福感

・自然を愛する心



私が行った方法は、こんな感じ(本のやり方とは異なる自己流だけど⋯)。


(1) まずは上記の特徴を参考にして、自分の中の4つのキャラクターを生み出そう。

※自分の中にそれっぽい特徴が思い当たる?

※もっと想像を膨らまして、自分ならではの特徴を加えられる?




(2) できれば1つのキャラに「A4の用紙一枚」を使うぐらいの余裕を持って、自分ならではの『各キャラの特徴』をどんどん書いてみよう!


(3) それぞれのキャラに、名前をつけよう(イラストを描いても楽しい!)


(4) 各キャラは、他のどのキャラが好きなのか、どう思っているのか『関係性』を考えて書き出してみよう。

※ドラマの人物相関図のように、ストーリー立てて面白おかしく考えてみてもいい!


(5) あなたが実生活でそれぞれのキャラと過ごしている時間はどれぐらい?(どんな場面でどのキャラの存在を感じる?)


各キャラの理解にはYouTube動画が参考になるので、ぜひご覧ください。



さて、どんなキャラが生まれました?

🤔😱🤗😌


次回は、このノートを「実生活に生かす方法」に移ります。

おまけで私のオリジナル設定も紹介する予定です。


(次回に続く)



迷走記 〜人生は選択の連続〜

理不尽な世の中に対する少数派の心情/人生の転機に思うこと/自己治癒力を信じる/神戸周辺の歴史的建造物や史跡など

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