私は若い時から医者嫌い(医療不信)で薬嫌い。
2021年の秋、激務で複数の指が動かなくなって突然辞職。1年ちょっと自宅で休養していた時に、整体とオステオパシーをハシゴしていた。しかし「完治しない」と言われたことに反発し、「誰も頼らない。自分で治す!」と決意して2022年の5月に治療をやめた。
その時のことは過去のブログに色々と書いてきたが、結局は代替療法も「対症療法」でしかないと結論づけた。副作用がないだけ安全だが、劇的な改善がないのに法外な金額を払い続けることになり、金銭的負担は大きい。
事務職は楽そうだと思われることが多いが、実は身体中がガチガチにこり固まって「慢性の首・肩こり、頭痛、吐き気、腰痛、腕の痛み、腱鞘炎、ばね指」などに悩む「病人の巣窟」みたいだったりする。
もう「どこかが痛いのが当たり前」になっている変な世界だ。
職場でこの話題になると⋯
「高いお金を出して整体に行っても、治らないよね。」
「ずっと通い続けてって言われたけど、お金が続かない。」
「効果ないし、結局、対症療法だよね〜!」
治らなかった「患者の体験例」は載せないし(笑)
自己治癒力を信じ、何かの権威を頼らず、自力で治すのが一番なんじゃない?
それぞれが自力でなんとかしようと、YouTubeでセルフケア動画を見て実践したり、ストレッチしたり、マッサージをしたり⋯。
それでも完全に痛みにサヨナラできないままなのだ。
先月、十数年ぶりに風邪をひいたおかげで、野口整体の始祖である野口晴哉(はるちか)さんの『風邪の効用』という本にたどり着いた。
※ 5/13のブログ記事
・風邪は治療するものではなく、経過するもの(風邪自体が病気ではなく治療行為)
・風邪は自然な整体法(体が整う/弾力を取り戻す)
元々、風邪の治療に医者は必要ないと考えていたので、この本の内容は抵抗なく受け入れることができた。
ところで本の中には、どの部分を施術したらどこに効くとかそんな記述が多くあった。
しかし「自分で自分の背骨をどうしろと言うの?」と思いながら読み進めていると、「背中に手が届かないから体を自分では正せない」と思うべからず、とあった。
・体のどの部分を動かしても背骨に通じる
・背骨によってどの部分も動かし得る
つまり自分の体をいろいろと動かし、動かしにくい部分や違和感がある部分などを確かめ、修正法を工夫すればいいと言うのだ。
なるほど。でも具体的にはどうやって⋯?
もっと知りたくて「野口整体」関連のキーワードを検索していて、ある人物にだどりついた。
飯田茂実さん。
詩人、ダンサー、演出家、小説家、ミュージシャン。
そして日本の伝統「みくさのみたから」を受け継ぎ、世界中に広めている人。
YouTubeではトレジャーじいさんとして知られているようだが、まだ50代半ばであり、全く「じいさん」には見えない。
『みたからチャンネル遊宙部』チャンネルには、「みたからの開き方」「整体ダンス」「ワク〇ンから身を守る方法・解毒法」など、いのちを守るための動画がたくさん投稿されている。
全力で大切なことを伝えようとしている人の熱意と使命感には、いつも圧倒される。
https://www.youtube.com/@treasure3youtube90/
さて、「みたから」とは一体何なのか?
(続く)
0コメント