【魂の喜び】幸せとは?【現在・過去・未来】

過去に2回、「Piyoさんは今、幸せ?」と聞かれてドキッとしたことがある。


一人は学生時代の(それほど強いつながりのない)友人で、もう一人は職場の先輩だった。

私はその問いに対して、異常に身構えた。


どうして突然、そんな質問を私にぶつけてくるんだ?

その意図は⋯?


「幸せ」と答えなければいけないような雰囲気。相手の性格を考えれば、ネガティブなことを言ったら「説教」されることは間違いない。


そういう面倒なことを避けるには、半分だけ本当のことを言えばいい。


「ギターを弾いている時、音楽を聴いている時はめっちゃ幸せ!」と答えた。嘘はついていない。


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「今、幸せ?」という質問は、大切に思っている身近な人に対して『幸せであって欲しい』という確認ならいい。


そうじゃないなら、他人にではなく「自分自身」に問いかけるだけでいいと思う。

無理して「幸せ」って答えてしまう人もいるから。


トドメは「世界には貧しくて住む家もない人がいるんだから、あなたは幸せです。悩むなんて贅沢よ。」という類の話。


そうね。それはきっと「正しい」のだろうけど、私がその当時思っていたことは⋯。


何不自由なく暮らしているように見えても「毎日生きているのがつらい」と絶望感を抱えている人と、誰が見ても気の毒な状況下にあるのに「生きているだけで幸せ。家族といられたらそれだけでいい。」と感じている人がいたら?


幸せかどうかは、他人が決めるもんじゃない。


そんなふうに屈折していた私は、やがて仕事に疲れて絶望感と無力感に支配され、時間がないことを理由にギターをやめ、音楽を聴くこともやめてしまった。



それから約10年が経ち、今までのブログに綴ったような不思議な経緯で再びギターを弾き、音楽を愛する自分に戻った。


新しい職場は、「自分の時間を大切にできる」ことを条件に選んだ。時間の使い方は「命の使い方」だと思い知ったから。


そんな新しい人生を歩み始めて約半年。またもや大きな変化が起こっている。

それは眠りにつく前に込み上げてくる「強い感情」。


 またギターが弾けてよかったね。おめでとう。おかえり。

 見守ってくれてありがとう。戻ってきてくれて嬉しい!


心の底から熱い思いが込み上げてきて、自然に涙が溢れてくる。今までに感じたことのない「安堵感」に包まれて感極まる。


わかる、わかる、魂が喜んでいるのを感じることができる!

そんな夜が、続いている。


そして日中、冷静に「頭」で考えてみる。あの感覚は何なんだろう。言葉にすると「多幸感」?


これと似たようなことを、本で読んだことがある。あれは外国の女性の「臨死体験談」だったかな。あふれる幸福感、満たされた感覚。


あるいは「ワンネス」?

⋯いや、それは確か「自分と他人の区別はなく、全ては一つであり宇宙も一体となる『愛』の感覚」だから、違う。壮大すぎる。


私が感じているのは、自分一人の範囲内の「幸福感」。

あるいは「自分を見守ってくれている目に見えない存在」と一緒に感じている世界とも言えるけど。


それを遥かに超越した「ワンネス」という愛の世界はどういうものなのか、強い好奇心が湧いてきた。


新たに検索した結果、出会った本は⋯。



「ワンネスの扉 〜Doorway to Oneness〜」

ジュリアン・シャムルウ著


著者は1980年フランス生まれで、この本は独学で身につけた日本語で本人が直接書いた「ワンネス体験記」である。


興味深い項目を挙げてみよう。


・著者は16歳の時に友人と一緒にUFOを目撃

・それ以前からUFOや超常現象(テレパシーなど)に興味があり、目に見えない存在を感じることができていた

・UFOを見て以来、何かに観察されている気配を感じるようになり、宇宙人の声が(意識の中で)聞こえるようになった

・「個人の意識」ではなく彼らの意識と融合した「集合意識」で人生を歩んでいる不思議な感覚は、やがて安心感となっていった

・食べ物が発する波動も見えるようになった。味ではなく、波動を味わっているのだと気づいた。肉を受け付けなくなった。

・波動が上がると物質的な次元を超えた情報に容易にアクセスできるようになった

・ある日突然、「人生って素晴らしい!」と魂が震えるような感覚を味わった

・生きるとはなんと尊い体験なのかと、あふれる思いに感極まって涙が止まらなくなる。

・皆が一つの生命体のように、互いの体験を重ね合わせているのがわかる




ワンネスの概念のスケールが大きすぎて、とてもたどり着けるような境地ではないと感じてしまう。


だけど一人一人が「魂の喜び」を感じ取り、それを優先できる人生が送ることができたなら『世界』は確実に変わるだろう。


私にとってのきっかけは「音楽(ギター)への情熱」だったけど、人それぞれに『かけがえのない何か』があると思う。


忙しすぎると、そんなことを考える余裕がなくなる。むしろ「そう仕向けられているのか」とも感じられる。


ギリギリのところでも、送られてきた「メッセージ」に気づくことができれば本当の自分を取り戻すことができる!


本当の自分って?

それは「魂」と呼ばれるものなのか。


私は自分が感じたことを、信じる。



迷走記 〜人生は選択の連続〜

理不尽な世の中に対する少数派の心情/人生の転機に思うこと/自己治癒力を信じる/神戸周辺の歴史的建造物や史跡など

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